小学校教諭からの転職Part.3 ~長期的な目で見た教師のマイナスポイント②~

転職

こんにちは!元小学校教師「ももお」です!

更新期間があいてしまった…。

『小学校教諭からの転職Part.3』スタート!

「Part.1はこちら」   「Part.2はこちら」

『長期的な目で見た教師のマイナスポイント』である、

昇進意欲をかき立てられない理由の2つ目!

2、管理職の現実

やはり働くならば、昇格したいですよね。

中には、ずっと担任をやっていたいという方もいますが、

私は働くからには、昇格していいお給料をもらいたいという気持ちがあります。

教員の昇格といえば、簡単にイメージできるのが

校長と副校長(教頭)ですよね。

校長先生っていつもニコニコして校内を歩いているし、

副校長先生はずっと職員室の中にいるし、

何より担任じゃなくなるから、楽そう!

しかも、お給料も上がるし!

なんて、思いがちですよね。

それ、全然ちゃうねん。

まず、校長先生。

保護者、地域対応の最後の砦です。

私も何度も助けられました。

冷静に話ができない保護者との面談は、いつも校長室を借りて行い、

暴力など大きな問題の生活指導も校長室。

何か重大なことがある度に校長に同席してもらっていました。

それ以外にも

保護者同士の裁判問題、

学校と保護者の裁判問題、

で、校長室に入っている教員もおりましたね。

校長室から保護者の怒鳴り声が聞こえてきたことも

何度もありましたね。

続いて副校長先生。

ずっと職員室にいますが、職員室でゆったりコーヒーをすすっているわけではありません。

仕事量が膨大過ぎて、外に出られないのです。

朝は、7時には学校にいる副校長がほとんど。

そして、退勤は21時過ぎになることなんてザラ。

とにかく学校中の全てを管理しているのが副校長

いろいろな業者や教育委員会からの連絡が後を絶ちません。

まさに、校長になる前の修業期間。

副校長になってから鬱病を患う方も少なくないです。

保護者対応については、校長のところへいく前の

ワンクッションの役割をしていますので、

学校の実態によっては、毎日保護者対応をしている副校長もいます

さて、この二役ですが、土日もかなりの確立で出勤されています。

学校って、土日に校庭を開放してイベントを行っていたりしますよね。

それにいちいち顔を出して挨拶しなければならないのです。

土日出勤が当たり前なんて、公務員じゃないです。

ただでさえ、毎日早出に残業が当たり前なのに。

過酷すぎる。

ちなみに、学校によっては、

学級崩壊等が起こった場合、校長・副校長が担任に入ることもよくあります。

私が勤務していた学校は、

校長と副校長が同時に担任をやっている年がありました。

なんなら毎年どちらかは、担任をしていた…。

これが今の学校現場の実態なのです…。

こうなると、特に副校長なんかは自分の仕事が全く終わらない。

当時の副校長は、毎日3時間睡眠だと言っていました。

自分だったらくじけている。

凄まじいスタミナとメンタリティ

あ、校長・副校長の以外にも、教育委員会にいくという昇格もあります。

指導主事と呼ばれるものですね。

これはこれで、めちゃんこキツいです。

退勤は日をまたぐギリギリなんてことも度々。

年休消化を奨励されているため、年休を使って平日休んで、

平日休んだ分を取り戻すために土日に出勤するという本末転倒。

(若くして指導主事になると)各学校のベテラン教諭から試される毎日

ね、昇格したくなくなるでしょ?

教員として力を付けると大変なクラスを担当することで窮地に立たされ、

管理職になっても教育委員会にいってもさらなる窮地に立たされる。

昇格したいと思えない仕事を一生続けることは不可能でした。

次回、Part.4!

結構ご好評いただいているので、どんどんいきます!

次回は更新の間隔があかないように頑張ります!

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