こんにちは!元小学校教師「ももお」です!
前回からちょっと路線を変えて、中学校で非常勤アルバイトをしていた時の体験談を綴っております。
今日はその第2弾!
第1弾をまだ読んでいない方はこちらから!↓↓
荒れた中学校「ごくせん!?」中学校非常勤体験記
今でもこんな学校あるのでしょうか?
スタート!
前回の記事で、ももおが勤務していた学校は、ごくせんとかクローズばりのルックスのヤンキーたちがいるところだと紹介をしましたね。
今思い返すと「いや、やべーだろ」って場面がたくさんあるので、書いていこうかなーと思います!
ある日、いつものごとくヤンキーたちが渡り廊下に集まっていました。
(私も何度か出勤をして、そこにいることにはだいぶ慣れました。)
3時間目あたりに「おいーーーーーっす」
とダルそうに登校する子がいました。
ヤンキーたちは「おー!久しぶり~!」と声を掛けていたので、このグループの仲間なのだと察しました。
まぁ、制服のコーディネイトだけ見れば仲間だって分かるんですけどね。笑
それでいて、なんかもう普通に大人のおじさんみたいな体型のヤンキーでした。
で、そのヤンキーはなんだかすんなり教室に向かいました。
ももお「あれ、授業受けるのかな?」
心の中でそう思っていると、(授業受けるのは普通なんですけどね)
『どばあああああああああん』
と、ものすごい音がしました。
そう。彼が向かった方向から。
ももお「え?何の音?」
思わず一人でつぶやくと、
一緒にいたヤンキーくんが「あー、あれさっきのあいつがやったんだよ。多分傘立て2階から外に投げたんじゃね?よくやってるよ!ははは」
ウソでしょ?登校してすぐそれする?笑
笑うしかありません。
確認すると、本当に傘立てが1階に落ちていました。金属製のやつね。笑
そして、傘立てを投げた彼が渡り廊下に戻ってきました。
もう私はこわくてたまりません。
ケンカ売られたら終わり。
今まで一緒にいたヤンキーたちは、ボス的なやつでも本気出せばなんとか互角に戦えるかなって感じの体つきでしたが、このおじさんヤンキーは無理!
そんなことを考えていると、
いつものヤンキー「お前、また傘立て投げたんけ?」
おじさんヤンキー「おう。すっきりしたわ~」
いつヤン「ってか、お前この前の裁判どーなったん?」
おじヤン「有罪。マジクソだわ。」
いつヤン「え、マジで!?だから傘立て投げたんか!!笑」
いやいやいや、どんな会話だよ。
え、有罪ってどうなるの?
私は彼らが3年生の年度途中から卒業式まで勤務しましたが、そのおじさんヤンキーに遭遇したのはその日だけでした。
なるほど。有罪判決だと少年院に入るのね…。
経験値を得て、自分のレベルがあがった音が聞こえました。
後日、いつものヤンキーたちに「なにをして裁判になったの?」
と聞くと、窃盗、暴行(彼らはケンカと呼んでいましたが、あのおじヤンのケンカは暴行になってしまうのでしょう)とのことでした。
ももお「ちなみに、みんなも裁判したこと…あるの?」
とおそるおそる聞くと…
いつヤン「当たり前じゃん!俺は2回。でも両方セーフだったわ!ははは」
とめっちゃ爽やかに笑っていました。
いや、今のその表情は少年の顔なんだけどさ…。
続く!!